記録をつける
記録をつけることは改善点を把握するために不可欠です。私たち夫婦は13年間、支出を詳細に記録してきました。支出には優先順位をつけることが重要で、特に教育費を最優先としています。食費については、健康を第一に考え、良質な食材の選択とPFCバランスを重視しています。安さだけを追求する節約は避けています。こちらに2023年実績値を示します。総額1641万円の支出でした。
項目 | 万円 | 説明 |
生活費合計 | 1426 | 家計支出総額から耐久品・パパ費・生命保険費を引いた額 |
教育費 | 496 | 別シートで子供毎に集計。授業料、部活、塾、入学試験、入学金など |
食費 | 373 | スーパー、買い食い、外食、酒、大学生の仕送り |
住宅費 | 227 | 自宅、大学生のアパート、火災保険料。社宅制度導入前。 |
水光熱費 | 75 | 水道、電気、ガス、大学生のアパート光熱費 |
雑費 | 62 | 主にドラッグストア、ダスキン、クリーニング |
医療費 | 54 | 個人別に管理。眼鏡とコンタクトレンズもこちら。 |
被服費 | 47 | 個人別に管理 |
レジャー費 | 38 | 家族旅行、温泉、つり、運動、BBQ、映画、野球観戦、帰省 |
通信・新聞費 | 31 | NHK、スマホ、Wifi、サブスク、郵便、本 |
ママ費 | 12 | 美容院、化粧品、ママ友の会。就職前。 |
車両維持費 | 10 | ガソリン、ETC、車検、オイル交換、修理 |
耐久品費 | 42 | 家電、家具等。すべて一括償却として計上。 |
パパ費 | 123 | 交通費、飲み会代、仕事用品、筋肉維持費 |
生命保険費 | 50 | 終身保険費 |
家族の規模が大きくなるにつれて、家計支出は膨らんでいきます。私たち夫婦にとって、効果的だった家計支出の削減方法をランキング形式でご紹介します。
1位 社宅制度
年間240万円以上の家計支出を削減できました。
2024年から、月額24万円の賃貸物件をマイクロ法人として借り、役員社宅として利用を開始しました。役員社宅規定を整備し、税理士と相談の上、自己負担を月額4万円程度に設定しています。敷金などの諸経費も法人負担となり、家計の負担を大幅に軽減できました。
2位 禁酒
年間100万円の家計支出を削減できました。
コロナ前後の3年間、禁酒期間を設けました。1か月禁酒を続けると、その後は自然と継続できるようになり、お酒への欲求もなくなりました。それまでは自宅に常にビール、日本酒、ワインのストックがあり、週末の帰宅途中の居酒屋も日課でした。収入が少ない時期は安価なお酒を、収入が増えると高価なお酒を選ぶようになり、結果的に収入に比例して酒代が増加していました。適量飲酒や頻度を減らすことは難しく、完全な禁酒が最も効果的でした。コロナ収束後に飲酒を再開してからは、支出と体重が増加傾向にあり、再度禁酒を検討しています。
3位 自家用車の手放し
年間72万円の家計支出を削減できました。
7年間乗っていた新車のミニバンを、末っ子の高校進学時に売却しました。7年使用したミニバンは105万円で売れましたが、購入価格との差額は125万円で、年間18万円の減価償却費がかかっていた計算です。また、現在の居住地域の駐車場代相場は年間24万円です。これまでガソリン代、ETC代、保険料、車検・整備費用、自動車税、タイヤ代など、年間30万円ほどの維持費がかかっていました。
売却後はレンタカーの利用を検討していましたが、実際にはまだ1度も必要としていません。タクシーの利用も月1回もありません。むしろ、スーパーまで歩くようになり、健康的な生活習慣が身につきました。ネットスーパーも利用していますが、店頭価格と比べても割高感はありません。
4位 通信費の最適化
年間20万円の家計支出を削減できました。
現代社会では家族全員のスマートフォンとWi-Fi環境は必需品となっています。特に在宅勤務には安定したWi-Fi接続が不可欠です。その中でも解約したものは次の通りです。
- 個人用携帯電話:個人とマイクロ法人代表の2回線を保有していましたが、個人回線への着信がほぼないため、法人回線1本に集約しました。年間8万円(通信費6万円と3年ごとの端末更新費用の年額換算2万円)を削減できました。
- 自宅Wi-Fi:マイクロ法人で運営するアパートの入居者向けに無料Wi-Fiサービスを提供し、そのコストを法人で負担しています。大家特典として自宅Wi-Fiが無料になり、年間6万円の通信費が不要になりました。
- 固定電話:高校生以上にスマートフォンを持たせる方針です。末っ子の高校進学を機に、全員がスマートフォンを所持することになり、固定電話を解約しました。年間約3万円の削減になります。
- NHK受信料:テレビを全て処分しました。近年のNHKと民放の報道傾向や番組内容に疑問を感じ、YouTubeやAmazonプライムなどのオンデマンドサービスを主に利用するようになりました。BSも含めた年間受信料21,765円が不要になりました。テレビの処分と家電リサイクル券の提示により、NHK解約手続きはスムーズに完了し、前払い分も返金されました。チューナーレステレビの購入後も満足な視聴環境が整い、受信料不要の生活に快適さを感じています。
- PCセキュリティソフト:慣習的に継続していましたが、最新のPCには不要という情報を参考に解約し、年間5,000円を削減しました。
5位 ふるさと納税
年間15万円の家計支出を削減できました。こちらの投稿もご確認下さい。
年収2000万円の場合、約50万円のふるさと納税が可能で、毎年限度額いっぱいまで活用しています。返礼品は贅沢品を避け、米、魚介類、肉類、フルーツなどの日用品に限定しています。米は年間必要分を定期便で予約してしまいます。納税額の約3割が実質的な還元となり、さらに楽天市場の買い物マラソン期間中に納税することで、ポイント還元も効率的に獲得していました。
6位 筋トレジムの変更
年間10万円の家計支出を削減できました。
筋トレには特別なこだわりを持っています。以前は大手チェーンジムを利用していました。オリンピックシャフトのバーベルが使え、100kg以上の重量設定が可能で、15本以上のバーベルで待ち時間も少ないことが魅力でした。ただし、年間14.4万円の会費が必要でした。近隣にオープンした低価格ジムは、バーベルと重量器具以外の設備を省いた実用的な施設です。受付スタッフを置かずQRコードでの入館管理を採用し、飲料水や浴場、サウナなども提供していません。徒歩圏内でバーベルトレーニングができれば十分という私のニーズに合致し、年会費4.4万円で10万円の削減を実現しました。不要なスタッフ人件費や付帯設備の維持費を削減した運営方式は、コストパフォーマンスに優れています。
番外編 ポイント割引
スマホ決済やクレカ払いの場合はポイント還元が多くあります。割引購入のようなものです。私たち夫婦は、これらのサービスを日常的に活用しています。行動をパターン化すれば意外と簡単に実践できます。地道な努力なしではお金は貯まりません。
- スーパーでの買い物:楽天ペイを使用し、楽天ポイントはすべて楽天ペイで利用(ポイント還元率1.5%)
- 電車運賃:JREカードでモバイルスイカにオートチャージ(ポイント還元率1.5%)
- JRのビル内での買い物:JREカード決済(ポイント還元率3.5%)
- コンビニ:三井住友カードのiPhoneタッチ決済(ポイント還元率7%)
- Amazon:Amazon Mastercard決済(ポイント還元率2%)
- 公共料金:Dカード払い(ポイント還元率1%)
- ドコモケータイ:Dカードゴールド払い(ポイント還元率10%、ただし年会費分を若干上回る程度)
- スターバックス:iPhoneのスタバカードにDカードでオートチャージ(ポイント還元率4%+スタバポイント)
- JR東日本の新幹線:チケットレス乗車でJREバンクの優待割引特典を使用(運賃40%オフ)。特典使用後はえきねっとでViewカード決済(ポイント還元率5%)
- ネットスーパー:定期的な500円引きクーポン利用(1万円の買い物で実質5%オフ)
- その他の買い物:楽天カードを基本使用(ポイント還元率1%)
このように家計支出を記録することで、夫婦で冷静に削減すべき項目を議論することができます。私たち夫婦の場合、特にマイクロ法人の設立と役員社宅制度の導入が大きな効果をもたらしました。次は、マイクロ法人の設立方法と運営方法についてお話ししていきます。
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