夫婦のお金の管理

夫婦のお金の管理

夫婦で一つの家計

私たち夫婦は家計を一つとして考えています。サラリーマン時代、収入は私一人でしたが、常に「二人で稼いでいる」と考えていました。

妻は主婦時代、私がサラリーマン業務に集中できるよう献身的に支援してくれました。そのおかげで、私は厳しい競争社会も乗り越えることができました。

二人で稼ぎ、二人で使い、二人で貯め、二人で運用するというコンセプトです。

「家計の見える化」は必須です。正しい集計と予算計画、実績管理があってこそ、建設的な議論ができます。

4人の子供がいる大家族では、子供ごとの会計管理も欠かせません。高校進学時の必要経費なども、しっかりと予測できるようになりました。

財務三表のスキルを活用し、損益計算書は月次で、貸借対照表は年末締めで作成しています。

資金繰りが気になる時期は、キャッシュフロー計算書も毎月作成しています。

エクセルで集計

私たちは2013年から毎月の損益計算書と年末の貸借対照表をつけ始め、それから10年以上が経ちました。

家計簿アプリの存在は知っていますが、あえてエクセルを使っています。理由は二つあります。一つは、家族一人ひとりの支出を正確に仕分けできること。例えば、イオンで家族全員分のパジャマや下着を購入した際も、個人別に分けて記録できます。もう一つは、レシートを一枚ずつ振り返って考察できること。週に1回はまとめて入力し、その際に各支出が適切だったか、それとも無駄遣いだったかを見直すことができます。

以下で損益計算書と貸借対照表の構造を紹介します。厳密な会計基準からは外れる部分もありますが、夫婦での家計の見える化が目的なので問題ありません。

2020年の実績値を例に説明します。

損益計算書の構造(万円)

労働収入の部2040
給与/賞与2040夫婦の通常の給与と賞与を合算
税金668
所得税 328上記の給与/賞与に対する所得税のみ記入
社会保険料 171夫婦の支払い社会保険料(成人した子供の国民年金保険料含む)
住民税126本年の所得に基づく翌年度の住民税
児童手当-12翌年度に得られる児童手当。住民税の減税の様な位置づけ。
ふるさと納税 55税金の前払いなので、ここに記入
労働所得1372労働収入から税金を引いた額が労働所得
家計支出の部1177労働所得の範囲内での生活を目指す
生活費1004家計支出から耐久品・パパ費・生命保険費を引いた額
教育費 273別シートで子供毎に集計。授業料、部活、塾、入学試験、入学金など
食費 246スーパー、買い食い、外食、酒、大学生の仕送り
住宅 174自宅、大学生のアパート、火災保険料
レジャー 56家族旅行、温泉、つり、運動、BBQ、映画、野球観戦、帰省
水光熱 65水道、電気、ガス、大学生のアパート光熱費
車維持費 31ガソリン、ETC、車検、オイル交換、修理
通信・新聞 25NHK、スマホ、Wifi、サブスク、郵便、本
被服費 23個人別に管理
ママ費 4美容院、化粧品、ママ友の会
雑費 39主にドラッグストア、ダスキン、クリーニング
医療費 68個人別に管理。眼鏡とコンタクトレンズもこちら。
耐久品 44家電、家具等。すべて一括償却として計上。
パパ費 75必要経費であり聖域
交通費 3定期券以外の電車
軍資金 30昼の食事や夜の飲み会。世間でいう小遣い。
仕事用品 40スーツ、シャツ、靴、カバンなど
筋肉費 2筋トレジムとプロテイン。この年はコロナ流行で休会中。
生命保険54
終身保険51支払った生命保険の終身保険代
保険共済3会社で入っていた掛け捨ての生命保険
家計利益195労働所得から生活費を引いた残金。黒字になる様に夫婦で話し合う。
資本収入の部68
株式譲渡益23税引き前の譲渡益を記入。損失があればマイナスで記入。
配当金45税引き後の記入でもOK
資本支出の部1
税金1株式譲渡益から予測できる分離課税額をここに記入。繰越損失も加味。
経常利益262家計利益よりも少しでも増えたらラッキーくらいで考える
特別利益251
臨時収入仕事186ストックオプションやRSUを行使して得た金額
臨時収入 他65臨時ボーナスや副業で得た収入
特別損失40
税金39臨時収入金額から予測する総合課税の未払い所得税
その他1
純利益473これが最終的な家計の貯蓄に回るお金

収入は実現主義、支出は発生主義で記録し、年間予算に対する月次集計を行っています。なお、マイクロ法人である資産管理会社は別会計として扱い、ここでは純粋な家計のみを扱います。

貸借対照表の構造(万円)

流動資産1246原則1年以内に現金化が可能な資産
現金5年末に家計の現金を円単位で数える
預金536全ての銀行預金残高を集計
株式183年末の時価総額を集計
外貨12年末の時価総額を集計
生命保険前払金19年払いの翌年相当額
債券481日本国債、小規模私募債、ソーシャルレンディングなど
児童手当
未収金
5翌年1-5月の間に受け取るべき児童手当
国税還付
予定金
5個人別で見たときに払いすぎたと計算できる金額
非流動性資産3944
生命保険814年末に解約返戻金を調べて記載
確定拠出年金1284年末の時価総額を集計
不動産会社貸付金1846資産管理会社に貸し付けている金額
負債の部-237借金や未払金
カード未払い-52翌年1月に引き落とされる確定金額。毎年似た数字。
国税未払い-14個人別で見たときに未払いと計算できる金額
住民税
未払い
-171本年の所得に対して翌年度に支払うべき住民税+昨年の所得に対して支払うべき所得税の未払い分(1-5月分)
純資産の部4953基本的には前年の純資産に損益計算書の最終利益/損失、生命保険の増加額、株式や年金の増減額と国税住民税見込みを加える値と同じになる。

健全な議論が可能に

項目ごとの予算と実績管理により、夫婦間で建設的な対話ができます。この集計をもとに、労働所得と資本所得の増やし方、支出の最適化方法、資産運用の戦略について話し合います。支出が増える場合は他の予算を見直すのが基本で、時には聖域なき改革も必要です。次回は、私たち夫婦が労働所得を増やすために実践した方法についてお話しします。

#家計管理

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